人気ブログランキング | 話題のタグを見る

足の「人指し」指


Gaudete in Domino. Ora et labora. 主にあって喜べ! 祈れ、そして働け!
by nitonyan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

干渉オンパレードと、そこからの脱出

今日は、一日、家で過ごした

朝寝坊しようと、携帯電話のアラームをとめておいたおかげで、
目が覚めたのは朝の8時
それから、ゆっくりと起きだして、一人分の朝食を作って食べた
夜中に帰ってきた息子は、やはり夜中に料理をして食べたのだろう、まだ寝ている
居間に散らばった息子の脱ぎ捨てた洋服を洗濯機にほうりこむ
バイトの制服も一緒に洗った
ふと玄関をみると、息子の靴が濡れているのに気づいて、ストーブの前で乾かす

家の掃除をしたり、まだダンボール箱のままになっている荷物を仕分けたり、
ある程度、家の用事をしたところで、一服
こたつの上に、語りの原稿を広げ、語りのおさらいをはじめた
3回語ったところで、睡魔が襲う
子どもには
「コタツで寝ちゃだめ!」
と言っているくせに、しっかりとコタツにもぐってうたた寝、、、

起きると、昼の1時
まだ息子が起きる気配がないので、一人分の昼食を作って食べた
それからは、本棚をごそごそあさって、4月から行く予定の、老人ホームでのおはなし会の準備のために本やおはなしを探した
何冊か、覚えるおはなしを決めたところで、コーヒーをいれ一服
もう一度、語りの原稿のおさらいをしていると、息子が起きてきた
「おはよう」
「おはよう」
おはようという時間でもないけれど、、、、、
「お好み焼きを焼いたら、食べる?」
「うん、食べる」
それだけ言って、冷蔵庫の麦茶をカップに注いで、息子はまた部屋に戻った

台所に立って、お好み焼きを作った
「できたよ」
そう声をかけると、息子が部屋から出てきた
お好み焼きを食べているあいだ、次のお好み焼きを焼きながら、息子に声をかける
「そろそろ学校の準備をしておいたほうがいいんじゃない?」
すると、お好み焼きを食べる箸をとめて、いきなり息子が怒り始めた
「そういうことは、もう言わないでいいから!」
あきらめて、違う話題にする
「今日はバイトが無いなら、新しい靴を買ってくれば?
 穴、開いてるでしょ?」
ふたたび息子が怒る
「だ・か・らっ!
 そういうことは言わないでくれよ!
 いちいち干渉しないでくれ!」
これって、、、、干渉?

学校の準備が滞っていようが、靴に穴が開いていようが、
親は、お金だけ出して、黙っているべきなのか?

「ごちそうさま」
そう言って、食べた食器を流しにおいて、冷蔵庫から麦茶を出して注ぎ、
ふたたび息子は部屋にこもった

やっぱり、、、私って、子どもにかまいすぎ?

子どもの反応をみれば、、、
「そのとおり!」なんだろうね~~~

息子は、もう小学生じゃないんだものね~~~

いつまで経っても子ども扱いされることに、ものすごく腹を立てているんだろうね~~

同じ家に暮らしながら、しかも大豪邸じゃない狭い家のなかで、
一緒に暮らしているのに、知らん振りをするのって、けっこう大変なんだけどね~~

このハードル、飛び越えないといけませんって、神さまが言ってるのかな?

などと、半分泣きべそ状態の私の目に飛び込んできた本は、、、、

じょうぶな頭とかしこい体になるために―五味太郎VS.子どもの疑問・悩み・希望
五味 太郎 / ブロンズ新社

1991年の出版だから、今からもう15年も前の本になる
この本には
「自分で考え、自分で悩み、自分で叱り、自分を励まし、そして
 自分を可愛がってゆくためには、
 けっこうきつい問題でもなんとかこなせる<じょうぶな頭>と、
 好きは好き、嫌いは嫌いとはっきりわかる<かしこい体>が必要なんだろうと思います」
と、あとがきに書かれている

社会なんてすぐには変わらない
その社会の歪みの一番の被害者は子どもだ
けれど、だからといって「大人が悪い」「社会が悪い」と言うだけで、何もしないのも、よくない
子どもは子どもで、自分でちゃんとすればいい
もちろん、大人も大人で、自分でちゃんとすればいい
、、、、ってことを、
ありとあらゆる角度から、子どもたちに(そして、だらしない大人にも)エールを送っている本だ

息子が私と口をきかないのは、きっと今の私の言葉からは、何も学べないと息子が思っているからなのだろう
それなら、それでいいよ
といっても、別にいじけているわけではないよ
私は私で、この先、自分のために頑張っていけばいいことなのよ
そして、いつの日か、息子が私の言葉に耳を傾けたいと心から思う日が来るかもしれないし、
まったく全然そういう日は来ないかもしれないけれど、
そんなことを期待しながら人生を送るなんて、まっぴら~~~っ
私は私で、自分のために必要なことをやり続けるのみっ!!

と、あっけなく悩みから脱出してしまった 笑

これを私に知らせるために、息子は私を拒否してるんだろうか、、、?

まさかね~~~ 笑

さて、、、、

息子が食べるかどうかわからないけれど、夕飯の支度でもしよっ
なにより、私が食べたいんだも~んっ♪
by nitonyan | 2006-01-22 19:01 | 親の子離れ・子の親離れ

「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた

「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた

「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、

「La Postal 1日1信」

最新の記事

そんなこと思ってるんだ、、、
at 2012-10-23 22:08
今日からウインナー3個ずつ
at 2012-08-11 08:38
門出
at 2012-08-09 20:25

ファン

ブログジャンル

画像一覧