足の「人指し」指
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家族の週末 2
今日は甥の結婚式
晴れ男の甥と、雨女の姪
姪のほうが少しばかり勝って、小雨交じりの曇り空
それでも、お式もホテルのなかのチャペルだし、披露宴も同じホテルのなか
ホテルに着けば、傘は用済み
ホテルに着いて、まっすぐに両親と息子が泊まっている部屋に直行
ちょうど息子は、朝食を済ませて、シャワーを浴びているところだった
父の体調を確かめて、息子の荷物を確認して、お茶をいっぱい飲んでから、美容室に向かった
美容室は満杯っ
今日は、結婚式が何組もあるのだろう、美容室もごった返ししていた
姉はすでに着付けに入っていた
先に順番待ちをしていた姪といっしょにソファで座って、ヘアカタログなどを見ながら時間をつぶす
本当は、姪のほうの予約が先だったのだけれど、姪は振袖、私は訪問着
帯の結び方が違うので、
「お振袖だと、その後、座っているのがお辛いでしょうから、、、」
ということで、姉が着付けを終了して、髪結いにかかったところで、私が先に着付けに入った
10年ぶりの着物
下着のつけかたも、完全に忘れてしまっていた、、、汗
着付け師さんは、テキパキと襟芯を通し、半襟を縫いつけ、タオルや綿で補正をして、さらしまで撒いてくださった
年齢をとると、胸の上のほうの肉がそげてくる
そこに、まるでクリスマスツリーのように綿を入れた状態で着物を着ると、とっても形良く仕上がった
着物を着ると、気持ちが凛とするから不思議だ
やっぱり、、、日本人だね~~~っ 笑
次は髪結い
先ほどまで、あれほどごった返していた美容室も、気づけば姪と姉と私だけっ
ちょうど姪の髪結いが、最後の髪飾りを刺すところだった
私も、持ってきた髪飾りを出した
「お着物がピンク色なので、少し派手にしようと思いますが、、、」と担当の美容師さん
こちらもテキパキとホッとカーラーを髪に巻いていく
しばらくして、頭全体が温まったところで、ドライヤーで冷やし、カーラーをとると、、、
見事にクリンクリンになっていった
姪や姉が、頭の高い部分で結っているのに対し、私は少し下のほうに髪をまとめていく
しばらくすると、「はい、出来上がりっ」
ケープをとると、そのまま銀座にご出勤!できそうな姉御に変身っ♪
着付けに入った姪と入れ違いに、姉も準備完了
姪の仕上がりを見ないまま、もう一度、両親と息子の泊まっている部屋へ向かった
両親も息子も着替えが済んでいて、ちょうど部屋から荷物を出すところだった
貴重品を母のバッグに入れてもらい、予備の酸素ボンベなどの荷物を台車でクロークまで運んでいただき、息子が父の車椅子を押して、親族控え室へ向かった
姉の留袖姿を始めて見た息子は、
「おばさん、まるで姑みたい、、」と私にそっとささやいた
「だって、Tくんにお嫁さんが来たから、もう姑だものっ」と言うと、息子はなるほどとうなずいた
息子は控え室では、父の車椅子係りだけじゃなく、いろんな人からの写真をとる係りまで頼まれていた
「Jくん、大変だね」と母が言った
「たまにはいいんじゃない?」
そう言いながらも、頼まれると素直にデジカメのシャッターを押している息子を見ると、ほんとうに頼もしく育ったものだと、私は嬉しかった
顔合わせと写真撮影が済むと、チャペルへ移動
チャペル内を見て、息子が
「まさしく、イベント用教会って感じだね」と言った
黒くて長い服を着た人をみつけると、「あれが神父さま?」と訊いたので、
「正しくは、牧師さまって呼ぶのよ」と付け加えた
バージンロードで、花嫁のお父様から花嫁を受け取る式では、甥の立派な晴れ姿に目が潤んだ
式の最中も、花嫁さんと微笑みあっている姿を見て、甥がどんなに花嫁さんを大事にしているのかが感じられた
賛美歌は、今まで聴いたことのない曲だったけれど、音を聞き取りながら息子が大きな声で歌うのを隣で聴いて、私も必死でついていった
賛美歌というのは、たいていのメロディの流れに一応の決まりがあるので、次に音が上がるか下がるかわかれば、なんとかついていけるものだ
それでも、賛美歌に慣れ親しんでいなければ、それすら難しいだろう
ここ数年は教会に足を運んだことのない息子だったけれど、小さいころに体験したことは消えてはいなかったようだ
さらに驚いたことには、式の最中、父の様子が気になって何かと声をかけていた私に、息子が人差し指を口に当てて「静かに」と制したことだった
小さいころは、ミサの最中、飽きてグズグズ言い出すたびに、同じように「静かに」とよく叱られていた息子が!だ
教会の入り口で、新郎新婦に花びらをかける儀式を済ませ、披露宴会場に向かう参列者の列から別れて、父を休ませるために借りたホテルの一室に向かった
ずっと車椅子に座りきりだった父は、腰を伸ばして横になると、ホッとしたようだった
父の休養先が決まったことを、披露宴会場の姉夫婦に知らせに行き、再び父のいる部屋に戻った
もうしばらく休んでいたい母の言葉をさえぎるように、父が起き上がった
「もう行こう」
披露宴会場に行くと、新郎新婦はもうスタンバイしており、後は私たちが席に着くだけになっていた
披露宴は、とても和やかな雰囲気で進められた
甥とお嫁さんは職場結婚なので、共通の友人が多いことも、雰囲気に影響しているのだろう
ウエディングケーキは、四角いイチゴの生ショートケーキ
母が「背の高いケーキじゃないんだね~~~」と言うので、母を誘って、実際に近くまでケーキを観に行った
お色直しのあと、キャンドルサービスもやった
新郎新婦の友人たちのスピーチのあと、いよいよブーケのプレゼント
花嫁さんが投げるのが普通だけれど、こちらのホテルではブーケに長いリボンが何本もついていて、中央のテーブルの周りに、未婚の女性たちが呼ばれて集まって行った
そこで、見事にウエディング・ブーケを引き当てたのは、、、、姪だったっ 笑
これには姉も義兄もビックリっ!
そのあと、中学時代から声楽科で歌を歌っていた姪が、兄である甥のために歌を一曲歌った
(曲目、、、聞いたけど、忘れてしまった 汗)
途中、姪は泣いて歌えなくなってしまった
何度も何度も歌いだそうとするけれど、涙で声が出なかった
それが、また、会場に感動を呼んだ
車椅子に座って聴いていた父も泣いていた
息子も、、、、たぶん涙が出ていたのだろう、何も無いはずの天井を見つめていた
披露宴が終わり、列席者ひとりひとりと挨拶を終えた甥と花嫁さんを囲んで、記念撮影をしてから、ふたたび父を休ませるためにホテルの部屋まで送り届け、クロークに預けてある予備の酸素ボンベと荷物を持ってもう一度部屋に行き、ボンベを付け替え、帰りの車のなかで飲むために自動販売機でお茶を買ってから、急いで更衣室に行き、やっと着物を脱いだ
それぞれが着替えを済ませて、ホテルの一階に集合
義兄が車をとってくるのを待って、みんなで外に出ると、ちょうど同じく着替えを済ませた新郎新婦も出てきた
甥は、おじいちゃん子だ
車に乗った父の手を握って、「おじいちゃん、ありがとう」と言う甥の顔は、小さいころから何も変わっていない
実家に両親を送る車を見送って、二次会に出席する甥とお嫁さんと別れ、息子と姪と3人で駅に向かった
同じ電車で帰るのかと思いきや、息子は違う電車で帰ると言って、そこで別れた
夕べからずっとおじいちゃん係りだったから、少しは自由にしたいのだろう
私は姪と途中まで一緒に帰り、乗換駅で姪とも別れた
晴れ男の甥と、雨女の姪
姪のほうが少しばかり勝って、小雨交じりの曇り空
それでも、お式もホテルのなかのチャペルだし、披露宴も同じホテルのなか
ホテルに着けば、傘は用済み
ホテルに着いて、まっすぐに両親と息子が泊まっている部屋に直行
ちょうど息子は、朝食を済ませて、シャワーを浴びているところだった
父の体調を確かめて、息子の荷物を確認して、お茶をいっぱい飲んでから、美容室に向かった
美容室は満杯っ
今日は、結婚式が何組もあるのだろう、美容室もごった返ししていた
姉はすでに着付けに入っていた
先に順番待ちをしていた姪といっしょにソファで座って、ヘアカタログなどを見ながら時間をつぶす
本当は、姪のほうの予約が先だったのだけれど、姪は振袖、私は訪問着
帯の結び方が違うので、
「お振袖だと、その後、座っているのがお辛いでしょうから、、、」
ということで、姉が着付けを終了して、髪結いにかかったところで、私が先に着付けに入った
10年ぶりの着物
下着のつけかたも、完全に忘れてしまっていた、、、汗
着付け師さんは、テキパキと襟芯を通し、半襟を縫いつけ、タオルや綿で補正をして、さらしまで撒いてくださった
年齢をとると、胸の上のほうの肉がそげてくる
そこに、まるでクリスマスツリーのように綿を入れた状態で着物を着ると、とっても形良く仕上がった
着物を着ると、気持ちが凛とするから不思議だ
やっぱり、、、日本人だね~~~っ 笑
次は髪結い
先ほどまで、あれほどごった返していた美容室も、気づけば姪と姉と私だけっ
ちょうど姪の髪結いが、最後の髪飾りを刺すところだった
私も、持ってきた髪飾りを出した
「お着物がピンク色なので、少し派手にしようと思いますが、、、」と担当の美容師さん
こちらもテキパキとホッとカーラーを髪に巻いていく
しばらくして、頭全体が温まったところで、ドライヤーで冷やし、カーラーをとると、、、
見事にクリンクリンになっていった
姪や姉が、頭の高い部分で結っているのに対し、私は少し下のほうに髪をまとめていく
しばらくすると、「はい、出来上がりっ」
ケープをとると、そのまま銀座にご出勤!できそうな姉御に変身っ♪
着付けに入った姪と入れ違いに、姉も準備完了
姪の仕上がりを見ないまま、もう一度、両親と息子の泊まっている部屋へ向かった
両親も息子も着替えが済んでいて、ちょうど部屋から荷物を出すところだった
貴重品を母のバッグに入れてもらい、予備の酸素ボンベなどの荷物を台車でクロークまで運んでいただき、息子が父の車椅子を押して、親族控え室へ向かった
姉の留袖姿を始めて見た息子は、
「おばさん、まるで姑みたい、、」と私にそっとささやいた
「だって、Tくんにお嫁さんが来たから、もう姑だものっ」と言うと、息子はなるほどとうなずいた
息子は控え室では、父の車椅子係りだけじゃなく、いろんな人からの写真をとる係りまで頼まれていた
「Jくん、大変だね」と母が言った
「たまにはいいんじゃない?」
そう言いながらも、頼まれると素直にデジカメのシャッターを押している息子を見ると、ほんとうに頼もしく育ったものだと、私は嬉しかった
顔合わせと写真撮影が済むと、チャペルへ移動
チャペル内を見て、息子が
「まさしく、イベント用教会って感じだね」と言った
黒くて長い服を着た人をみつけると、「あれが神父さま?」と訊いたので、
「正しくは、牧師さまって呼ぶのよ」と付け加えた
バージンロードで、花嫁のお父様から花嫁を受け取る式では、甥の立派な晴れ姿に目が潤んだ
式の最中も、花嫁さんと微笑みあっている姿を見て、甥がどんなに花嫁さんを大事にしているのかが感じられた
賛美歌は、今まで聴いたことのない曲だったけれど、音を聞き取りながら息子が大きな声で歌うのを隣で聴いて、私も必死でついていった
賛美歌というのは、たいていのメロディの流れに一応の決まりがあるので、次に音が上がるか下がるかわかれば、なんとかついていけるものだ
それでも、賛美歌に慣れ親しんでいなければ、それすら難しいだろう
ここ数年は教会に足を運んだことのない息子だったけれど、小さいころに体験したことは消えてはいなかったようだ
さらに驚いたことには、式の最中、父の様子が気になって何かと声をかけていた私に、息子が人差し指を口に当てて「静かに」と制したことだった
小さいころは、ミサの最中、飽きてグズグズ言い出すたびに、同じように「静かに」とよく叱られていた息子が!だ
教会の入り口で、新郎新婦に花びらをかける儀式を済ませ、披露宴会場に向かう参列者の列から別れて、父を休ませるために借りたホテルの一室に向かった
ずっと車椅子に座りきりだった父は、腰を伸ばして横になると、ホッとしたようだった
父の休養先が決まったことを、披露宴会場の姉夫婦に知らせに行き、再び父のいる部屋に戻った
もうしばらく休んでいたい母の言葉をさえぎるように、父が起き上がった
「もう行こう」
披露宴会場に行くと、新郎新婦はもうスタンバイしており、後は私たちが席に着くだけになっていた
披露宴は、とても和やかな雰囲気で進められた
甥とお嫁さんは職場結婚なので、共通の友人が多いことも、雰囲気に影響しているのだろう
ウエディングケーキは、四角いイチゴの生ショートケーキ
母が「背の高いケーキじゃないんだね~~~」と言うので、母を誘って、実際に近くまでケーキを観に行った
お色直しのあと、キャンドルサービスもやった
新郎新婦の友人たちのスピーチのあと、いよいよブーケのプレゼント
花嫁さんが投げるのが普通だけれど、こちらのホテルではブーケに長いリボンが何本もついていて、中央のテーブルの周りに、未婚の女性たちが呼ばれて集まって行った
そこで、見事にウエディング・ブーケを引き当てたのは、、、、姪だったっ 笑
これには姉も義兄もビックリっ!
そのあと、中学時代から声楽科で歌を歌っていた姪が、兄である甥のために歌を一曲歌った
(曲目、、、聞いたけど、忘れてしまった 汗)
途中、姪は泣いて歌えなくなってしまった
何度も何度も歌いだそうとするけれど、涙で声が出なかった
それが、また、会場に感動を呼んだ
車椅子に座って聴いていた父も泣いていた
息子も、、、、たぶん涙が出ていたのだろう、何も無いはずの天井を見つめていた
披露宴が終わり、列席者ひとりひとりと挨拶を終えた甥と花嫁さんを囲んで、記念撮影をしてから、ふたたび父を休ませるためにホテルの部屋まで送り届け、クロークに預けてある予備の酸素ボンベと荷物を持ってもう一度部屋に行き、ボンベを付け替え、帰りの車のなかで飲むために自動販売機でお茶を買ってから、急いで更衣室に行き、やっと着物を脱いだ
それぞれが着替えを済ませて、ホテルの一階に集合
義兄が車をとってくるのを待って、みんなで外に出ると、ちょうど同じく着替えを済ませた新郎新婦も出てきた
甥は、おじいちゃん子だ
車に乗った父の手を握って、「おじいちゃん、ありがとう」と言う甥の顔は、小さいころから何も変わっていない
実家に両親を送る車を見送って、二次会に出席する甥とお嫁さんと別れ、息子と姪と3人で駅に向かった
同じ電車で帰るのかと思いきや、息子は違う電車で帰ると言って、そこで別れた
夕べからずっとおじいちゃん係りだったから、少しは自由にしたいのだろう
私は姪と途中まで一緒に帰り、乗換駅で姪とも別れた
by nitonyan
| 2006-06-11 19:15
| くるぶし
「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
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