足の「人指し」指
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居場所探し
朝の通勤電車で、長年の友人に出会った
彼女とは、子どもが2歳のころからの付き合い
私より年長の彼女には、今までもいろいろと相談ごとをしている
息子にとっても、「親戚のおばちゃん」のような存在だ
その彼女に、息子が専門学校に行かなくなった話しをした
もちろん、息子の今までの経緯も、よく知っている
「Jくんは、自分の居場所を探すことに、あくまでも妥協しないんだね~
それはそれで、立派だと思うよ
逆に言えば、不本意な場所や人には、絶対になびかないってことだからね」
彼女のお子さんは、優秀な高校から国立大学に進学して卒業、そのまま行ったら出世街道まっしぐら~!のはずの道を自ら拒否
好きな芝居をするために、バイトをしながら自活している
彼女は、自分の子どもの選択に、一度だって不満をもらしたことがない
子どもの、あるがままの状態を、まるごと飲み込む懐の深さは、私にはとうて真似ができない
うちの息子を、小さいころから見ていてくれた彼女は、どんなときでも、息子の見方なのだ
だから、彼女には、今までもよく叱られる
昨年の暮れ、私が恋人の家を飛び出したときに、
「Jくんは、ずっとNさんを守っていたんだよ」
そう言ったのも、彼女だった
自分の居場所探し、、、、
与えられた場所に不満を持つこと=我慢が足りない、と責めるのは簡単だ
息子のように、入った学校を次々と不登校になる場合、傍から観て「我慢が足りない」と思うのは仕方ないことかもしれないけれど、今まで過ごした時間のなかで、私は息子がとてつもなく「我慢強い」ことを知っている
その息子が、「もう行けない」と判断したからには、その息子の判断を信じよう
ブログを読んだ友人が、すぐにメールをくださった
「今の息子さんを信じてあげてくださいね」
とりあえず、2学期までは学校には行かないと決めた息子は、さっそくアルバイトを決めてきた
「あなたは、勉強することよりも、働くことのほうが好きなのね?」
そう言うと、
「働くことが好きというよりも、働くことでいろんな人と出合って、いろいろと勉強になることが多いんだ
そういうのは好きだよ」
息子は、数式を解くことよりも、英単語を覚えることよりも、大勢の人の生きざまを観て、それを自分の生き方に反映させていきたいのだろう
幼いころに、人見知りが激しかった息子は、人間嫌いというより、ほんとうは人間が大好きなんじゃないかと思ったことがある
あのころの、親としての私の直感は正しかったのかもしれない
息子は、人を観る
年齢とか、学歴とかじゃなくて、その人の本質を観ようとする
それは、私の育て方によるものではなく、息子が生まれてくるときに持ってきたものなのだろう
息子が大学を受験しようと準備していたころ、息子に聞かれたことがある
「お母さん、心理学ってどんな勉強をするの?」
それを聞いて、私はこともあろうに
「心理学は面白い学問だけど、就職に生かすのは難しいわよ」
それを聞いて、息子はそれ以上、心理学については何も言わなくなった
あのとき、ちゃんと息子の言葉を正面から受け止めておけばよかった
それなのに、あのときの私は、息子を早く自立させた一心で、「自立=就職」というつまらない概念で、せっかくの息子の心の声を無視してしまった
私は、どこまでいっても、息子のとっては障害にしかならない親だ、、、
いつまで息子の居場所探しが続くのかは、今はわからない
それでも、今は、息子を信じよう
少なくとも、息子は、自分の食費ぐらいは自分で稼ぎながら、居場所探しをするという
朝の通勤電車で会った友人が、別れ際に言った
「Jくん、偉いよっ」
学校をサボることは決して偉くはないけれど、ただ単にサボるだけではなく、ちゃんと自分で考えて行動するところは、たしかに偉いのかもしれないね、、、
「愛しいハヤブサめ、うまく飛んでいくんだぞ」
『ゲド戦記』のオジオンの言葉が、ふたたび私の脳裏に浮かんだ
愛しい息子め、うまく飛んでいくんだぞ、、、、
きみを信じて、待っているから、、、
+神に感謝
彼女とは、子どもが2歳のころからの付き合い
私より年長の彼女には、今までもいろいろと相談ごとをしている
息子にとっても、「親戚のおばちゃん」のような存在だ
その彼女に、息子が専門学校に行かなくなった話しをした
もちろん、息子の今までの経緯も、よく知っている
「Jくんは、自分の居場所を探すことに、あくまでも妥協しないんだね~
それはそれで、立派だと思うよ
逆に言えば、不本意な場所や人には、絶対になびかないってことだからね」
彼女のお子さんは、優秀な高校から国立大学に進学して卒業、そのまま行ったら出世街道まっしぐら~!のはずの道を自ら拒否
好きな芝居をするために、バイトをしながら自活している
彼女は、自分の子どもの選択に、一度だって不満をもらしたことがない
子どもの、あるがままの状態を、まるごと飲み込む懐の深さは、私にはとうて真似ができない
うちの息子を、小さいころから見ていてくれた彼女は、どんなときでも、息子の見方なのだ
だから、彼女には、今までもよく叱られる
昨年の暮れ、私が恋人の家を飛び出したときに、
「Jくんは、ずっとNさんを守っていたんだよ」
そう言ったのも、彼女だった
自分の居場所探し、、、、
与えられた場所に不満を持つこと=我慢が足りない、と責めるのは簡単だ
息子のように、入った学校を次々と不登校になる場合、傍から観て「我慢が足りない」と思うのは仕方ないことかもしれないけれど、今まで過ごした時間のなかで、私は息子がとてつもなく「我慢強い」ことを知っている
その息子が、「もう行けない」と判断したからには、その息子の判断を信じよう
ブログを読んだ友人が、すぐにメールをくださった
「今の息子さんを信じてあげてくださいね」
とりあえず、2学期までは学校には行かないと決めた息子は、さっそくアルバイトを決めてきた
「あなたは、勉強することよりも、働くことのほうが好きなのね?」
そう言うと、
「働くことが好きというよりも、働くことでいろんな人と出合って、いろいろと勉強になることが多いんだ
そういうのは好きだよ」
息子は、数式を解くことよりも、英単語を覚えることよりも、大勢の人の生きざまを観て、それを自分の生き方に反映させていきたいのだろう
幼いころに、人見知りが激しかった息子は、人間嫌いというより、ほんとうは人間が大好きなんじゃないかと思ったことがある
あのころの、親としての私の直感は正しかったのかもしれない
息子は、人を観る
年齢とか、学歴とかじゃなくて、その人の本質を観ようとする
それは、私の育て方によるものではなく、息子が生まれてくるときに持ってきたものなのだろう
息子が大学を受験しようと準備していたころ、息子に聞かれたことがある
「お母さん、心理学ってどんな勉強をするの?」
それを聞いて、私はこともあろうに
「心理学は面白い学問だけど、就職に生かすのは難しいわよ」
それを聞いて、息子はそれ以上、心理学については何も言わなくなった
あのとき、ちゃんと息子の言葉を正面から受け止めておけばよかった
それなのに、あのときの私は、息子を早く自立させた一心で、「自立=就職」というつまらない概念で、せっかくの息子の心の声を無視してしまった
私は、どこまでいっても、息子のとっては障害にしかならない親だ、、、
いつまで息子の居場所探しが続くのかは、今はわからない
それでも、今は、息子を信じよう
少なくとも、息子は、自分の食費ぐらいは自分で稼ぎながら、居場所探しをするという
朝の通勤電車で会った友人が、別れ際に言った
「Jくん、偉いよっ」
学校をサボることは決して偉くはないけれど、ただ単にサボるだけではなく、ちゃんと自分で考えて行動するところは、たしかに偉いのかもしれないね、、、
「愛しいハヤブサめ、うまく飛んでいくんだぞ」
『ゲド戦記』のオジオンの言葉が、ふたたび私の脳裏に浮かんだ
愛しい息子め、うまく飛んでいくんだぞ、、、、
きみを信じて、待っているから、、、
+神に感謝
by nitonyan
| 2006-07-14 22:14
| すね
「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
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