足の「人指し」指


Gaudete in Domino. Ora et labora. 主にあって喜べ! 祈れ、そして働け!
by nitonyan
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下宿屋のおかみ

最近の息子との生活が、まるで「2人の大人がひとつの部屋をシェアして暮らしている」ような気がして、これでいいのだろうかと、ふと疑問に思うことがよくある

子どもがまだ小さいころは、
「テストはいつからなの?」
「今日は塾があるんじゃない?」
「何時に帰って来るの?」
などと、子どもの生活にいちいち言葉をはさんでいたけれど、、、、

最近は、そういうことを口にすると、一気に息子が全身と心に鎧をまとうのがわかる

そのために、あまり息子の生活には口を出すのをじっと我慢するような癖がついてきた


実家の母は、私が幼い息子に対して叱ったりすると、よくこう言っていた
「叱れるうちはおおいに叱ったらいいのよ
 そのうち、叱りたくても叱れなくなる時期がくるから」
それを聞くと、私は娘として、母が叱りたくても叱れなくなるようなことをしていたのだろうかと、少しだけ心が痛んだけれど、すぐさま「母親」としての自分に戻り、
(息子を叱れなくなる時期なんて来るんだろうか?)
と思っていた
心のどこかで、そんな時期が来ることなんて、想像もつかなかった

けれど、、、、、

今はもう、叱りたくても叱れない時期に入ってしまった


先日、絵本のサークルでご一緒したメンバーの一人が、何かの講演会で聞いた話を教えてくださった
「子どもが大きくなったら、母親は『下宿屋のおかみ』にならないといけないんですって」
しかも
「幼くて無邪気だった子どもは、もうこの世のどこにもいない
 あの、小さくて可愛かった子どもは、もう死んだのだと思いなさい」
とまで言われたそうだ


確かに、、、、

息子の小さいころの写真を見ていると、その未来に今の息子の言動がつながっているとは考えられないほど、その変化は大きい
それはまぎれもなく成長と呼ぶに違いないけれど、母親としては、この両腕のなかで泣きじゃくっていた子どもが、いつしか自分より背が高くなり、声をかけるたびに「うるせえな」などと言うことに、すんなりと受け入れられる人は多くないだろう

私もそのひとりだ

やってはいけないことをした息子を叱ると「ごめんなさい」と泣きながら腕のなかに飛び込んできた小さな息子が、大きくなると「うるせえな」の一言だけを残して、自分の部屋に閉じこもってしまう

もちろん、いつまでも「小さな息子」であって欲しいわけではない
もし、そんな状況だったら、将来への不安は、今と比べ物にならないくらい大きいだろう

それでも、、、、

息子と上手く折り合うために出した結論が、「あまり細かいことは言わない」ことだなんて、なんとも寂しい感じがする
今になって、やっと「叱れるうちが花なのよ」と言った母の言葉が実感となってよみがえってくる




私は、下宿屋のおかみになれているだろうか、、、、、?
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by nitonyan | 2007-09-16 22:01 | すね

「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた

「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた

「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、

「La Postal 1日1信」

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