足の「人指し」指
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おはなしの覚え方(私流)
今週はいよいよ、語りの学校、今年度最後の授業
「中くらいのおはなし」を語るのが課題
課題の仕上がりはまずまず
いまは最後の調整
というか、、、、最後の確認作業
原稿をテーブルにおいて、それを見ないで語っていく
もちろん原稿のすべてを暗記している(はずだ)けれど、
「そして」や「それから」など、文章のはじめの言葉や、
「が」「は」「も」などの助詞が、きちんと覚えられているかどうかの確認をするのだ
実は、語る場面で一番困難なのが、これらの他愛の無い言葉たち
ストーリーの起承転結はあんがい早い段階で頭に入る
ところが、そのストーリーをなめらかに進ませるなかで、
もっとも重要なのがこれらの言葉たちなのだ
ここの記憶をきちんと整理しておかないと、観客を前にして真っ白になってしまう
そこの部分が、
(ええ~っと、次は「そして」だったな~)
(あれ? 「そして」じゃなくて「けれども」だったっけ?)
なんて考えながら語っているうちは、絶対に本番でミスる
たとえば、好きなCDを何度も何度も聴いているうちに、こんな現象が起こることはないだろうか?
ひとつの曲が終わったとたんに、頭のなかに、次の曲のイントロが浮かぶ、、、
まだ次の曲の演奏が始まるまえなのに、、、、
物語を語るうえで大切なことは、この「自然と次のイントロが浮かぶ」ぐらいまで、
原稿と格闘することなのだ
そうなれば、大勢の観客を前にしても、絶対にミスをすることはない(と思う)
少なくとも、私はそう信じている
むか~し、むかし、小唄を習っていたころ、師匠に言われた言葉がある
「人間は28回、同じものを聴くと、それを覚えることができる」
小唄は、三味線の楽譜はあっても、唄そのものの楽譜はない
また、三味線の楽譜はあっても、
唄のどの部分で「ちん・とん・しゃん」と三味線を鳴らすかなんてのも、まったく書かれていない
すべてが「口写し」
聴いて覚える、だけ!
つまり、ゴスペルの歌の覚え方と同じだ
そのためには、何度も何度も何度も何度も何度も何度も、、、、、、
それが28回かどうかは、私も数えたことがないからわからないけれど、
それこそ気が遠くなるほど何度も繰り返して聴いて、
そして、自分の口で表現していかないと、身につかない
私の語りの覚え方は、だから、非常にシンプルだ
最初は原稿を何度も何度も朗読する
(そのためには、語りの原稿が確立している必要がある)
それこそ、毎日、日に何回と自分に決めて、朗読する
どんなに「覚えた」と思っても、まだ記憶のスイッチは絶対に入れない
そうやって、自分の声を耳から聴くチャンスをできるだけ多くつくる
それと同時に、自分の口を、原稿の言葉に慣れさせていく
そのうち、目は原稿を見ていても、読んでいない状態になる
これは不思議なことだけど、絶対にそうなる!
こうなったら、記憶のスイッチをオンに入れる
本格的に記憶していくのは、実は、発表の1週間前でも間に合う
逆に、最初から、読みながら記憶しようとすると、一ヶ月前から始めても間に合わない
最初から、この覚え方をしていたわけではない
この覚え方に落ち着くまでには、いろいろと思考錯誤をしてきた
そのたびに、多くの失敗を繰り返して、私は自分の記憶力の低下を嘆くいがいにないとまで絶望した時期もあった
あるとき、よく読み語りをしていた絵本の言葉を、そのまま語りにしようとしたときがある
そのとき、ものすごく暗記がしやすかったのだ
しかも、本番で頭が真っ白になっているにもかかわらず、
私の口は、そこだけが独立しているかのように、
真っ白になっている「私」にはまったく関係なく、勝手におはなしを語り続けてくれたのだ
そのときから、私はこの方法をとっている
他の人は、どんな方法で覚えているのか?
「犬の散歩をしながら覚えているのよ」
とか
「枕元にいつも原稿をおいておいているのよ」
などと、いろいろな話は聞いたけれど、
私が飼っているのはネコで、散歩の必要はないし、
布団に入ったとたんに「1,2,3、爆酔!」の私には、枕もとの原稿なんて何の意味もない
ただ、これで終わるわけではない
ただ単に暗記した言葉を「しゃべる」だけじゃなく、それを「語る」ためのあと一歩が必要だ
それには集中力が要る
それに体力も要る
とても、何かをしながらできることじゃない
実は、このあと一歩が難しい、、、、、
「中くらいのおはなし」を語るのが課題
課題の仕上がりはまずまず
いまは最後の調整
というか、、、、最後の確認作業
原稿をテーブルにおいて、それを見ないで語っていく
もちろん原稿のすべてを暗記している(はずだ)けれど、
「そして」や「それから」など、文章のはじめの言葉や、
「が」「は」「も」などの助詞が、きちんと覚えられているかどうかの確認をするのだ
実は、語る場面で一番困難なのが、これらの他愛の無い言葉たち
ストーリーの起承転結はあんがい早い段階で頭に入る
ところが、そのストーリーをなめらかに進ませるなかで、
もっとも重要なのがこれらの言葉たちなのだ
ここの記憶をきちんと整理しておかないと、観客を前にして真っ白になってしまう
そこの部分が、
(ええ~っと、次は「そして」だったな~)
(あれ? 「そして」じゃなくて「けれども」だったっけ?)
なんて考えながら語っているうちは、絶対に本番でミスる
たとえば、好きなCDを何度も何度も聴いているうちに、こんな現象が起こることはないだろうか?
ひとつの曲が終わったとたんに、頭のなかに、次の曲のイントロが浮かぶ、、、
まだ次の曲の演奏が始まるまえなのに、、、、
物語を語るうえで大切なことは、この「自然と次のイントロが浮かぶ」ぐらいまで、
原稿と格闘することなのだ
そうなれば、大勢の観客を前にしても、絶対にミスをすることはない(と思う)
少なくとも、私はそう信じている
むか~し、むかし、小唄を習っていたころ、師匠に言われた言葉がある
「人間は28回、同じものを聴くと、それを覚えることができる」
小唄は、三味線の楽譜はあっても、唄そのものの楽譜はない
また、三味線の楽譜はあっても、
唄のどの部分で「ちん・とん・しゃん」と三味線を鳴らすかなんてのも、まったく書かれていない
すべてが「口写し」
聴いて覚える、だけ!
つまり、ゴスペルの歌の覚え方と同じだ
そのためには、何度も何度も何度も何度も何度も何度も、、、、、、
それが28回かどうかは、私も数えたことがないからわからないけれど、
それこそ気が遠くなるほど何度も繰り返して聴いて、
そして、自分の口で表現していかないと、身につかない
私の語りの覚え方は、だから、非常にシンプルだ
最初は原稿を何度も何度も朗読する
(そのためには、語りの原稿が確立している必要がある)
それこそ、毎日、日に何回と自分に決めて、朗読する
どんなに「覚えた」と思っても、まだ記憶のスイッチは絶対に入れない
そうやって、自分の声を耳から聴くチャンスをできるだけ多くつくる
それと同時に、自分の口を、原稿の言葉に慣れさせていく
そのうち、目は原稿を見ていても、読んでいない状態になる
これは不思議なことだけど、絶対にそうなる!
こうなったら、記憶のスイッチをオンに入れる
本格的に記憶していくのは、実は、発表の1週間前でも間に合う
逆に、最初から、読みながら記憶しようとすると、一ヶ月前から始めても間に合わない
最初から、この覚え方をしていたわけではない
この覚え方に落ち着くまでには、いろいろと思考錯誤をしてきた
そのたびに、多くの失敗を繰り返して、私は自分の記憶力の低下を嘆くいがいにないとまで絶望した時期もあった
あるとき、よく読み語りをしていた絵本の言葉を、そのまま語りにしようとしたときがある
そのとき、ものすごく暗記がしやすかったのだ
しかも、本番で頭が真っ白になっているにもかかわらず、
私の口は、そこだけが独立しているかのように、
真っ白になっている「私」にはまったく関係なく、勝手におはなしを語り続けてくれたのだ
そのときから、私はこの方法をとっている
他の人は、どんな方法で覚えているのか?
「犬の散歩をしながら覚えているのよ」
とか
「枕元にいつも原稿をおいておいているのよ」
などと、いろいろな話は聞いたけれど、
私が飼っているのはネコで、散歩の必要はないし、
布団に入ったとたんに「1,2,3、爆酔!」の私には、枕もとの原稿なんて何の意味もない
ただ、これで終わるわけではない
ただ単に暗記した言葉を「しゃべる」だけじゃなく、それを「語る」ためのあと一歩が必要だ
それには集中力が要る
それに体力も要る
とても、何かをしながらできることじゃない
実は、このあと一歩が難しい、、、、、
by nitonyan
| 2006-01-22 15:44
| Story Telling
「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
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