足の「人指し」指
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体験主義
実家の父が昨日から入院しているため、またしても実家へ行く日
少し遅めの朝食をとっていると、日雇いのバイトから息子が帰ってきた
これから睡眠をとって、今日も夜は日雇いのバイトに行くそうだ
で、、、、、日雇いの、なんのバイトなの?
「工場内の軽作業っていうことなんだけど、これが重労働なんだよ
レールの上を流れてくる鉄材を運ぶんだけど、ゆうに50キロはあるんだよ
オレ、けっこう、いいガタイをしているって言われていたけど、ぜんぜんレベルが違うねっ
みんな鋼のような、ぶっとい腕をしているんだぜ~~」
たまに会う親に対しては、思春期の子どもも、かなり饒舌になる 笑
青汁(大麦若葉入り)の粉を牛乳に溶かしたものを作ると、そのカップを持って、朝食をとっている私のそばに座り、さらに話し続けた
「日雇いで、深夜だから、もちろんバイト代はものすごくいいんだけど、バイト代の高いものはリスクがあるってことがよく判ったよ
バイト代が少なくても、地道に働くほうが断然いいね~~
オレ、今回のバイトで、もうどんな仕事でもやっていける気になってるよ」
さらに
「オレなんてたかだか10日間だけど、あれをずっとやり続ける人は、よくやってるな~って思うよね」
そう言ったので「生活がかかっていたら、やるでしょ?」とコメントをはさんだ
さらに
「肉体労働を一生することの苦労がわかったら、4月からの専門学校ではちゃんと勉強することね
肉体労働も立派な仕事だと思うけれど、年をとったらキツイわよ
みんな、そういうことを一生続けなくてもすむように、勉強して、学歴や資格をとるんだからね」
こういうコメントを口にするところが「親はウザイ」原因なんだろうな、、、
そう思いながらも、やっぱり口にしてしまった
しばらく話し込んでから、ふと思い出したように、息子が言った
「あれ? 今日、休み?」
曜日の感覚もなくなっているようだ
「そう、仕事はお休み
だけど、おじいちゃんが昨日から入院しているから、これから病院に行ってくるね」
飲み干したカップを台所の流しに置くと、息子はため息交じりで言った
「オレのほうが入院したいぐらいだよ~~~」
人間は、大きく二つに分かれる
一つは、実際に体験しなくても、聞いただけで、頭で理解できるタイプ
そして、もう一つは、息子のように、言葉で聞いただけでは納得できず、体験しなければ理解できないタイプだ
どちらが良いとは言えない
最近の子どもたちは、実際の体験が少なく、やったことのないことでも「自分はできる」と思っている子が多いと聞いた
そういう子どもたちの言葉を借りると、「やったことはないけれど、やり方は知っているから、きっとできる」のだそうだ
そういう子どもたちが大人になったときの苦労はさておいて、そういう子どもを持った親は、きっと子育ても楽だろうなあ、、、
なんたって、言葉で話しただけで理解してくれるのだから、、、、
ただ、何でも自分で体験しないと気が済まず、遠回りをして失敗もするわ、挫折もする、そんな子どもを持つと、親は「やれやれ、、、」とため息が出てしまうけれど、ひとりの子どもが大人に成長していく過程を存分に(いや、ほんとうに存分に)堪能できるという利点もある 笑
息子、17才
彼の人生は、まだまだ始まったばかりだ
良い経験も、悪い経験も、そのすべてが、息子を大きく育ててくれるだろう
「人生に無駄なし」
その言葉だけが、私が息子を見守るときの「お守り札」だ
そして、見守る母は「歌って、踊って、語れる婆あ」を目指すのだ 笑
父の病状は心配だけれど、最近の私はけっこう幸せだぜ~~~っ♪
(ということで、ブログの環境を「幸せ色」に変更してみました 笑
以前の「書き物をする女の後姿」も気に入っているので、ふたたび戻るかも、、?)
****************************************
追記*
父のお見舞いを済ませて、息子に食べさせたいといろいろと食材を買い込んで家に帰ると、、、
もうすでに息子はバイトに出かけて行った後だった
どうするのよ、この大量の食材っ! 汗
でもね、、、、
北風がビュウビュウと吹きすさぶなかを、ゴスペルの練習をパスして、
(息子に食べさせてやりたい!)一心で、重たい荷物を抱えながら家に帰る私は、それはそれで幸せものです
美味しいものを、栄養のあるものを食べさせてあげたい家族がいる
それだけで、北風の寒さも吹き飛んでしまうっ
仕方がないので、この食材は、明日、息子がバイトから帰ってきてから食べられるようにしておこう、、、、
頑張れよ>息子
そして、、、
怪我なんてしないでね>息子
少し遅めの朝食をとっていると、日雇いのバイトから息子が帰ってきた
これから睡眠をとって、今日も夜は日雇いのバイトに行くそうだ
で、、、、、日雇いの、なんのバイトなの?
「工場内の軽作業っていうことなんだけど、これが重労働なんだよ
レールの上を流れてくる鉄材を運ぶんだけど、ゆうに50キロはあるんだよ
オレ、けっこう、いいガタイをしているって言われていたけど、ぜんぜんレベルが違うねっ
みんな鋼のような、ぶっとい腕をしているんだぜ~~」
たまに会う親に対しては、思春期の子どもも、かなり饒舌になる 笑
青汁(大麦若葉入り)の粉を牛乳に溶かしたものを作ると、そのカップを持って、朝食をとっている私のそばに座り、さらに話し続けた
「日雇いで、深夜だから、もちろんバイト代はものすごくいいんだけど、バイト代の高いものはリスクがあるってことがよく判ったよ
バイト代が少なくても、地道に働くほうが断然いいね~~
オレ、今回のバイトで、もうどんな仕事でもやっていける気になってるよ」
さらに
「オレなんてたかだか10日間だけど、あれをずっとやり続ける人は、よくやってるな~って思うよね」
そう言ったので「生活がかかっていたら、やるでしょ?」とコメントをはさんだ
さらに
「肉体労働を一生することの苦労がわかったら、4月からの専門学校ではちゃんと勉強することね
肉体労働も立派な仕事だと思うけれど、年をとったらキツイわよ
みんな、そういうことを一生続けなくてもすむように、勉強して、学歴や資格をとるんだからね」
こういうコメントを口にするところが「親はウザイ」原因なんだろうな、、、
そう思いながらも、やっぱり口にしてしまった
しばらく話し込んでから、ふと思い出したように、息子が言った
「あれ? 今日、休み?」
曜日の感覚もなくなっているようだ
「そう、仕事はお休み
だけど、おじいちゃんが昨日から入院しているから、これから病院に行ってくるね」
飲み干したカップを台所の流しに置くと、息子はため息交じりで言った
「オレのほうが入院したいぐらいだよ~~~」
人間は、大きく二つに分かれる
一つは、実際に体験しなくても、聞いただけで、頭で理解できるタイプ
そして、もう一つは、息子のように、言葉で聞いただけでは納得できず、体験しなければ理解できないタイプだ
どちらが良いとは言えない
最近の子どもたちは、実際の体験が少なく、やったことのないことでも「自分はできる」と思っている子が多いと聞いた
そういう子どもたちの言葉を借りると、「やったことはないけれど、やり方は知っているから、きっとできる」のだそうだ
そういう子どもたちが大人になったときの苦労はさておいて、そういう子どもを持った親は、きっと子育ても楽だろうなあ、、、
なんたって、言葉で話しただけで理解してくれるのだから、、、、
ただ、何でも自分で体験しないと気が済まず、遠回りをして失敗もするわ、挫折もする、そんな子どもを持つと、親は「やれやれ、、、」とため息が出てしまうけれど、ひとりの子どもが大人に成長していく過程を存分に(いや、ほんとうに存分に)堪能できるという利点もある 笑
息子、17才
彼の人生は、まだまだ始まったばかりだ
良い経験も、悪い経験も、そのすべてが、息子を大きく育ててくれるだろう
「人生に無駄なし」
その言葉だけが、私が息子を見守るときの「お守り札」だ
そして、見守る母は「歌って、踊って、語れる婆あ」を目指すのだ 笑
父の病状は心配だけれど、最近の私はけっこう幸せだぜ~~~っ♪
(ということで、ブログの環境を「幸せ色」に変更してみました 笑
以前の「書き物をする女の後姿」も気に入っているので、ふたたび戻るかも、、?)
****************************************
追記*
父のお見舞いを済ませて、息子に食べさせたいといろいろと食材を買い込んで家に帰ると、、、
もうすでに息子はバイトに出かけて行った後だった
どうするのよ、この大量の食材っ! 汗
でもね、、、、
北風がビュウビュウと吹きすさぶなかを、ゴスペルの練習をパスして、
(息子に食べさせてやりたい!)一心で、重たい荷物を抱えながら家に帰る私は、それはそれで幸せものです
美味しいものを、栄養のあるものを食べさせてあげたい家族がいる
それだけで、北風の寒さも吹き飛んでしまうっ
仕方がないので、この食材は、明日、息子がバイトから帰ってきてから食べられるようにしておこう、、、、
頑張れよ>息子
そして、、、
怪我なんてしないでね>息子
by nitonyan
| 2006-03-30 19:40
| すね
「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
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