足の「人指し」指
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留守番
ブログに「渇水ぎみ」と書いたとたん、、、、大雨になっちゃった 汗
去年、おととしと、叔父たちがあいついで亡くなったため、今年は法事がふたつある
今日はそのうちのひとつ
父のかわりに法事に出席する母は、
「長い時間、お父さんを独りにしておいていくのは気が引ける、、、」
そう言ったので、かわりに私が留守番のために実家に来た
それとはまったく関係なく、昨日から息子が実家に遊びに来ていた
おそらく、お小遣いでも無心に来たのだろう
「お母さんが来るなら、オレ、もう帰るね」
朝食をとるとまもなく、息子は家に帰ったという
ちょうど私が家を出たのと同じ時間に、息子は実家を出発したそうだ
どこかの地点で、私の乗った電車と息子の乗った電車はすれ違ったのだろう
途中の乗り換え駅で、父と私の昼食のために、「お花見弁当」を買った
もし、今日、天気がよければ、車椅子に父を乗せて、近くの小学校に桜を観に行きたいところだったけれど、あいにく朝から曇り空、昼からは大雨になってしまった
しかたなく、お弁当についてきた桜の造花をテーブルに飾って、父と二人でお酒なしのお花見気分でお弁当を食べた
昼食後、父が疲れてベッドで横になってから、食器を片付け、私も隣の部屋で横になった
休みのたびに実家に来ているので、さすがに疲れがたまっている
2月の末から数えて、今日で8回目だ
私はもともと「実家に帰りたがらない娘」だった
18歳で家出同然で独り暮らしを始めてから、結婚前の半年、実家で暮らしたのを除けば、年に2度~3度、それも一泊二日ぐらいでしか帰ったことがない
それが、おととしの父の入院から、頻繁に帰るようになってしまった
若いころの親不孝の「ツケ」を、ここにきて一気に払っているような気がする 笑
いつのまにか、ウトウトと眠り込んでしまった
ふと、父が咳き込んでいる声で目が覚めると、もう3時半だった
父の部屋を訪ねると、父はベッドに腰掛けてテレビを観ていた
「お母さん、今日はずいぶんと遅いな~」
母は、一日おきに買い物に出かけているけれど、せいぜい外出時間は2時間以内だ
それが今日は5時間以上、さすがに父も心細いのだろう
「お湯を沸かして、コーヒーでも入れるね」
そう声をかけて、台所で、やかんに水を入れ、ガス台にかけた
お湯が沸いて、父の好物のコーヒーを煎れようとしていると、大雨のなか母が帰ってきた
久しぶりの親戚の集まりで、叔父や叔母、いとこたちの近況をここぞと話し始める
煎れたてのコーヒーを飲みながら、母の話を一通り聞いたところで、帰る支度をした
母は、夕べの夕食のために煮込んだロールキャベツをおみやげにくれた
先日はおでんだった
父と二人暮らしの母は、最近は大なべ料理はしなくなった
作っても、かならず余ってしまうからだ
父は、わがままに育ったせいか、一度食卓に乗った献立は、二度と続けては食べないのだ
「Nちゃんが来るっていうから、久しぶりにロールキャベツを作ったのよ
残ったら、ぜんぶ持って行ってもらえるからね~ 笑」
はい、はい、残りは全部、もらっていきますよ~~~
帰り際、父の部屋を覗くと、あいかわらず父はベッドに腰掛けてテレビを観ていた
「帰るね
また、今週の木曜日に来るから」
そう声をかけた
「ありがとうよ
気をつけて帰ってな」
大雨のなかを、母からもらったロールキャベツを持って、家路についた
今週の木曜日は、先日の検査入院の結果が出る
せっかくフラメンコのレッスンを木曜日にしてもらったのに、4月は最初の日からお休みをしなければならない
家に帰ると、フラメンコの先生からファックスが届いていた
「私の父もガンでした
何か聞いておきたいことがあったら、どうぞご質問くださいね
何かできることがあればと思っております
ご家族のかた、全員の健康をお祈りしています
それでは、また、検査の結果が出たら、連絡してください」
先々週、はじめての体験レッスンで、一度しか会ったことのないフラメンコの先生からの便りとは思えないほど、温かい内容だ
それほどに、ガン患者の家族の心の痛みは深いのだろう
私はまた、出会うべき人と出会ったのだろう
人との出会いの奇跡に感謝しながら、母の作ってくれたロールキャベツを鍋にうつした
去年、おととしと、叔父たちがあいついで亡くなったため、今年は法事がふたつある
今日はそのうちのひとつ
父のかわりに法事に出席する母は、
「長い時間、お父さんを独りにしておいていくのは気が引ける、、、」
そう言ったので、かわりに私が留守番のために実家に来た
それとはまったく関係なく、昨日から息子が実家に遊びに来ていた
おそらく、お小遣いでも無心に来たのだろう
「お母さんが来るなら、オレ、もう帰るね」
朝食をとるとまもなく、息子は家に帰ったという
ちょうど私が家を出たのと同じ時間に、息子は実家を出発したそうだ
どこかの地点で、私の乗った電車と息子の乗った電車はすれ違ったのだろう
途中の乗り換え駅で、父と私の昼食のために、「お花見弁当」を買った
もし、今日、天気がよければ、車椅子に父を乗せて、近くの小学校に桜を観に行きたいところだったけれど、あいにく朝から曇り空、昼からは大雨になってしまった
しかたなく、お弁当についてきた桜の造花をテーブルに飾って、父と二人でお酒なしのお花見気分でお弁当を食べた
昼食後、父が疲れてベッドで横になってから、食器を片付け、私も隣の部屋で横になった
休みのたびに実家に来ているので、さすがに疲れがたまっている
2月の末から数えて、今日で8回目だ
私はもともと「実家に帰りたがらない娘」だった
18歳で家出同然で独り暮らしを始めてから、結婚前の半年、実家で暮らしたのを除けば、年に2度~3度、それも一泊二日ぐらいでしか帰ったことがない
それが、おととしの父の入院から、頻繁に帰るようになってしまった
若いころの親不孝の「ツケ」を、ここにきて一気に払っているような気がする 笑
いつのまにか、ウトウトと眠り込んでしまった
ふと、父が咳き込んでいる声で目が覚めると、もう3時半だった
父の部屋を訪ねると、父はベッドに腰掛けてテレビを観ていた
「お母さん、今日はずいぶんと遅いな~」
母は、一日おきに買い物に出かけているけれど、せいぜい外出時間は2時間以内だ
それが今日は5時間以上、さすがに父も心細いのだろう
「お湯を沸かして、コーヒーでも入れるね」
そう声をかけて、台所で、やかんに水を入れ、ガス台にかけた
お湯が沸いて、父の好物のコーヒーを煎れようとしていると、大雨のなか母が帰ってきた
久しぶりの親戚の集まりで、叔父や叔母、いとこたちの近況をここぞと話し始める
煎れたてのコーヒーを飲みながら、母の話を一通り聞いたところで、帰る支度をした
母は、夕べの夕食のために煮込んだロールキャベツをおみやげにくれた
先日はおでんだった
父と二人暮らしの母は、最近は大なべ料理はしなくなった
作っても、かならず余ってしまうからだ
父は、わがままに育ったせいか、一度食卓に乗った献立は、二度と続けては食べないのだ
「Nちゃんが来るっていうから、久しぶりにロールキャベツを作ったのよ
残ったら、ぜんぶ持って行ってもらえるからね~ 笑」
はい、はい、残りは全部、もらっていきますよ~~~
帰り際、父の部屋を覗くと、あいかわらず父はベッドに腰掛けてテレビを観ていた
「帰るね
また、今週の木曜日に来るから」
そう声をかけた
「ありがとうよ
気をつけて帰ってな」
大雨のなかを、母からもらったロールキャベツを持って、家路についた
今週の木曜日は、先日の検査入院の結果が出る
せっかくフラメンコのレッスンを木曜日にしてもらったのに、4月は最初の日からお休みをしなければならない
家に帰ると、フラメンコの先生からファックスが届いていた
「私の父もガンでした
何か聞いておきたいことがあったら、どうぞご質問くださいね
何かできることがあればと思っております
ご家族のかた、全員の健康をお祈りしています
それでは、また、検査の結果が出たら、連絡してください」
先々週、はじめての体験レッスンで、一度しか会ったことのないフラメンコの先生からの便りとは思えないほど、温かい内容だ
それほどに、ガン患者の家族の心の痛みは深いのだろう
私はまた、出会うべき人と出会ったのだろう
人との出会いの奇跡に感謝しながら、母の作ってくれたロールキャベツを鍋にうつした
by nitonyan
| 2006-04-02 21:28
| くるぶし
「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
私の母は、私にそう言い続けた
「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた
「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、
「La Postal 1日1信」
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