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足の「人指し」指


Gaudete in Domino. Ora et labora. 主にあって喜べ! 祈れ、そして働け!
by nitonyan
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観劇「血の婚礼」 一部ネタバレ、ごめんなさいっ

アトリエ・ダンカンプロデュース公演の「血の婚礼」を観た

観劇「血の婚礼」 一部ネタバレ、ごめんなさいっ_d0008131_23132142.jpg


1月のエバ、2月・3月のガデス舞踊団とフラメンコ舞踊が続いて、芝居は今年初めてっ
もちろんガデス舞踊団の「血の婚礼」がらみで観に行くことにした芝居だったけれど、、、

ガデス舞踊団の「血の婚礼」は、スペイン人が描くスペインの話だから、純血日本人の私には理解できない部分も多く、私のなかでは同舞踊団の「カルメン」の前に、すっかり影が薄くなっていた
今回は、月刊「パセオ」にも紹介されたとおり、もちろんフラメンコ入りの芝居
だけど、日本語の台詞つきっ
これが良かった!
もちろんロルカの原文通りではない部分も多かっただろうけれど、ガデス舞踊団の「血の婚礼」よりも、ずっとスペインの風土や人々の哀しみを肌で感じることができた舞台だった
ガデス舞踊団の「血の婚礼」が、花嫁を奪うレオナルドの感情寄りの進行だったのに比べ、芝居の「血の婚礼」のほうは、愛する人の血を吸ったスペインの大地そのものが主役のような気がした
「夫の、そして息子(花婿の兄)の血が流れた砂を、私はこうして手でかき集めて、口に入れたの
 いまでも二人の血を吸った砂を、大事にとってある
 あれは、私の宝物、、、」
そう告げる花婿の母親の、残されたたった一人の息子への愛
そして、母親の予感通り、物語はレオナルドと花婿の刺し違いへと進んでいく
最後は、それぞれ愛する人を亡くした女たちが、血で染まった砂をかき集める場面で終わる
最後に花婿の母親が言う「これで、ゆっくり眠れる、、、」

あれっ?
レオナルドと花嫁の激情愛はどこにいっちゃったんだろうっ?

なあ~~んだっ
ただ単に、私が一人の息子を持つ母親だから、そういう見方になっちゃったのかなっ? 笑っ
だって、レオナルドと花嫁の逃避行に、隣に座った若い女性は思わず泣いていたものね~~っ
もっと、私が若い頃に観ていたら、違う見方ができたかもしれないねっ

それにしても、渡辺香津美さんのフラメンコ・ギターと、森山未来さんのフラメンコ舞踊は、一見の価値ありっ!!→「制作発表


やっぱり、、、
フラメンコって、感情を表現するのに、ものすごく適した舞踊だってことは間違いないわっ

これで、今年のGWの私のイベントは終了っ
結局、フラメンコに始まりフラメンコで終わったわね~っ
そして、GWが明けたら、一気に7月の発表会まで突っ走るわよっ
期待以上のGWに、感謝っ!

†神に感謝
by nitonyan | 2007-05-05 23:14 | Duende

「親より出世するよ」
私の母は、私にそう言い続けた

「親より出世するよ」
そう息子に言ったとたんに、はじめて私は、私の母の気持ちが理解できた

「親より出世するよ」
それは、
「親より出世してほしい」
という親の願いと、期待だった、、、

「La Postal 1日1信」

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